2011/09/03

James Blake

今日はレコードの針を変えたこと、Amazonで頼んだJames Blakeのアナログが大量に届いたことから、アナログを聴きまくってました。レビューは書こうか迷っているけど、書くほどの情報量がない…。

プレイヤーはAT-PL30というベルトローディングの聴ければいいという超安物…でも値段の割に音がいいと評判です。今でも後継機種が売ってますね。



針はカートリッジと一体型のこれ。



針を変えた効果は…分かるような分からないような^^;でもやっぱりヴァイナルは音質いいと思いますね。完全主観なんですが。

James Blakeはハイプだのポスト・ダブステップだのと喧々囂々ありますが、やっぱりサウンドとして魅力あるのは否定しがたい気分になってきました。もう散々言われてますが、ダブステップ+ブルー・アイド・ソウルという新ジャンルを開拓したのは間違いないかと。ただ、ポスト・ダブステップたるダブステップ+何かは既に様々登場しているんですね。メタル(のギター)+ダブステップのメタルステップ/メタルダブステップのこいつとか。



他にもノイズ+ダブステップのノイズステップ/ノイズダブステップとか。昔からDistanceみたいなエレクトロニカとのクロスオーバーもありました。



その他にはここが詳しいと思います。何がポストの主流になるかというより、ダブステップの意味の拡大が起こり、その流れがポスト・ダブステップと呼ばれているのではないかと。だからJames Blakeがポストダブステップの今後の流れを決定づけたかと言われると、うーん…という感じなんですね。James Blakeのアルバムはあくまでもポストダブステップの方向性の一つでしか無いと考えています。

特にポストダブステップと呼ばれているサウンドで気になっているのは、James Blakeのシングルレビューに書きましたが、リズム面での工夫をおろそかにしている盤が多いということですね。元々グライムや2ステップから魅力的でヒップなリズムパターンを引き継いでいるのに、例えば1拍目にキック、3拍目にスネアでBPMを100近くに落としてはいダブステップ(風)リズム、みたいな曲が結構多い。James Blakeは隙間の多い曲構造にすることで、ギリギリの所でその愚を回避している感があります。Gold Pandaとかは…です。確かにワブルベースは飽き飽きだし(ってどちらが先かはともかく、ワブルベース自体は2ステップでも使われますが)、形式だけをなぞったダブステップにならずまいとして色々リズムパターンを試すのは面白いと思うのですが、余りにも安直なのが多いんですね、ポストダブステップ勢には。

ちょっと取り留めなくなってしまいましたが、ダブステップ/ポストダブステップの今後に期待をしています。James Blakeの新譜が10月に早くも出ますがここも参照)、そこにシングル曲(CMYKとか)は収められるのかな?


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