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2012/11/09

HMVオンラインの在庫管理の屑っぷりを。

HMV ONLINE/エルパカBOOKS

輸入CD全品40%オフで安かったり(現実には3重4重価格表示なので、本当に40%オフではない)、アホみたいにポイントやクーポンを支給したりと、価格的には魅力的なHMVですが、当然ながらデメリットも大量にあります。

・サイトが重い。時々死ぬほど重くなる。自分がアカウント登録した時(相当前)からそうで、一応苦情を入れても当然の如く梨の礫。
・検索がうんこ。カンマ、ハイフン、アンド、クエスチョンマーク等の記号が入っているとまず検索できない。一番厄介なのが英文のタイトルにしばしば入っているアポストロフィで、検索してみないとどう扱われているか全く分からない始末。
・アーティスト名での検索にかなり癖がある。先頭のTheは基本的に省略。複数アーティストのコラボ作品とかだと、スラッシュ「/」でアーティスト名を区切る。最近なにか弄ったのか、アーティスト別の商品一覧画面では漏れる品がかなりある。
・システム全体がうんこだが、特に在庫管理システムは酷い(下記)。
カスタマーセンターに連絡するフォームが見つけにくい、カスタマーセンターの人間は明確に状況を説明しないと、結構頓珍漢な返答を返してくることがある。
・最近はクーポン券で還元する事が多くなり、複数枚使えなかったり、金額下限があったり、有効期限が異常に短かったり、かなりゴチャゴチャと自己中心的なルールが定められていることも。

なお、ショップが配るポイントやクーポンの類は、法的整備の遅れにより全く保護されておらず、基本的に金品とみなされ無い筈です。だからそれ回りのトラブルでいくら苦情を言っても、最終的にはショップの意向で全て決まります。警察に連絡しても恐らく無駄、刑事事件として捜査の俎上にすら乗せられないと思いますし、弁護士に相談して民事裁判を起こしても微妙なところです。てか、ちゃんと法的整備をしようとしたら、楽天みたいな今や財界でも幅を利かす、人類の戦犯みたいな連中が困るので、絶対に横槍を入れると思います。楽天で1000ポイントだの5000ポイントだの抽選で配ってます。あれがちゃんとそれなりに当たるのが意外ですが(ネット上の抽選なんて正当に行われている担保が全く無い)、一週間とか異常に有効期限が短いことがしばしばのようです。

で、HMVは在庫管理システムが超糞なため、発送されるまでに以下の関門を通る必要があります。

0)検索後の一覧で在庫ありになっていても、商品個別のページでは在庫がないことがある(←これは苦情が殺到したのか、そもそも検索一覧で在庫状況が表示されなくなるという後ろ向きの解決をしました)。
1)サイト上で在庫ありと表示されていても、カートに入れると在庫がないことがある。
2)カートの中で在庫があっても、いざ注文確定をする際によく見ると、在庫なしになっていることがある。
3)在庫ありと確認して注文しても、いざ注文してその後に注文履歴を見ると、入荷していないことがある。
4)注文履歴で一旦入荷していても、出荷するまでに在庫あり・なしの状態を行き来することがある(どういうこと?)。
5)商品が全て揃って出荷段階に入っても、3、4日塩漬けされるのがお約束。たとえ後払いにして素早く入金しても無駄。

カスタマーセンターに連絡してもアホ揃いなのか故意に誤魔化しているのか、全く無意味に終わります。

とまあシステムを作った人間を蹴飛ばしてやりたいぐらい、うんこでデメリットが多いんですが、国内ではかなり安いほうなので使っちゃうんですよね…。あとアーティスト別の新作メール通知がかなり便利。

2012/10/24

iTunesでファイルのApple Lossless化

別に大したことではないんですが。HDDの大容量化で(タイの洪水で水を差されましたが)遂に我が家でも3TBのHDDを2台導入、手動ミラーリングでバックアップもちゃんと取れるということで、まあだいぶ前から新たにインポートするファイルはアップルロスレス化してるんですが、売り払うCDなんかをCD-Rに焼く代わりに(一応名目上は)ロスがないとされているロスレス化+バックアップを取ることにしました。

CD-Rを焼くのはホントいろいろ手間が掛かるし、管理もめんどくさいし、金銭もCD-Rやウォレット代でかかるし、正直時間が経つとエラー出まくったりしがちなので、ロスレス化はバックアップさえ取れてれば悪くないんじゃないかと。

で、すでにCD-Rになってる奴もロスレスで再び取り込んでみたり。ちょっと全部ロスレスにしたら容量をどれくらい食うかわかりませんけど、だいたいうちで平均的なエンコード方式のAAC256kbpsからロスレスにすると、100MBぐらい増えます。意外に少ないと感じたんですけど、どうでしょうか?CD/CD-Rは一枚で最大640/700MBですが、ロスレスは1/3ぐらいになりますかね。200MB前後です。ロスレスはいじれるパラメーターが無いので、誰がやってもこれぐらいになるかと。

新しいCDをインポートするときは、勿論何も考える必要はないのですが、再インポートするときはちょっとだけテクニックが要ります(大したことじゃありません)。と言うのも、例えば取り込む時にGracenoteのCDDBのデータを弄ったり、或いはGracenote自体の登録内容がよく変更されているんですね。まあ、以前にジャンルが一新された時もありましたけど、実はジャンルの変更だけだったら別に何も考えなくていいんですが、曲名やアーティスト名、アルバム名が微妙に変わっていたりするんです。

これだと問題なんですね。曲が重複したり、以前のデータベース(再生回数とか、取り込み日とか)が上手く引き継げなかったり。まあ一曲重複するぐらいなら、手動で古いファイルを削除するとiTunesの方が曲ファイルを見失い、プロパティを開くと曲ファイルを聞いてくるので、新しい方のファイルを指定すればいいんですが。アルバムタイトルやアーティスト名が変わってたりすると、一曲一曲ファイルを指定してやらなくてはいけないので、かなり手間です。

で、それを防ぐために以下の手順を踏みます。

CD/CD-Rをドライブに挿入
→自動的にGracenoteのデータが読み込まれ、CD/CD-Rのトラックリストが表示される
→1曲選択し、Ctrlを押しながら名前の右の(▼)をクリック
→「iTunesライブラリで表示」メニューから(一般的には)アルバム名(3番目)を選択
→「ミュージック」ライブラリ内の当該アルバムのみが表示されるので全選択
→メニューの詳細から「トラック名を取得」をクリック
→既存のライブラリが最新のGracenoteの情報に更新される
→CD/CD-Rの表示に切り替え、一応インポート設定を確認、「CDをインポート」をクリック
→警告が表示されるので、「既存のものと置き換え」を選ぶ(これでないとファイルが上書きされません)
→インポートが開始される
→インポートが終了したら「ミュージック」ライブラリの曲のプロパティで、ロスレスになっていることを確認

これでOKです。

ただ、多少ながら問題が。Gracenoteのデータそのままが嫌だって人もいると思います。そういう人は、最初にCDを取り込む時にトラックリストを変更して、インポートしてるのではないでしょうか。この時に、自分のオリジナルデータをGracenoteに送信しておくと、iTunesに記録されますので、再び同じCDをドライブにセットした時、基本的には同じデータが表示されるはずです。ただし上手くいかないこともしばしば…この時はCD/CD-Rをドライブにセットするたび、いちいち手で修正せねばなりません。

あと、Gracenoteが複数のCDデータを提示してきた時。アルバムやアーティスト名が一緒なら、本当は基本的に提示された中で一番下のデータを選ぶことが望ましいんですけど(大抵一番下が新しく送信されたデータなので)、上の方法だと既存のデータには、一番上の古いデータしか反映できないみたいです。この辺は研究中…。

あとはGracenoteの情報でアルバム名やアーティスト名、曲名が変わっていた時ですね。自分はBunBackupをバックアップに使っているんですが、新しいデータをそのまま反映させるなら、バックアップを取る時ファイルが重複してしまう。この時は古いファイルをバックアップを取る側から削除する必要があります。あとあれですね、古いファイルがAAC(拡張子.m4a)じゃない時も重複してしまいます。これも同じくバックアップ側のファイルを削除します。

他には上の手段でインポートする時に警告が表示されない(下から3つ目の手順の所で)。この時はインポートを速やかに止め(進行を表示しているゲージの右の(×)をクリック)、曲情報の「ディスク番号」をチェック。これが違っていると、iTunesが取り込むファイル名が違ってくるケースがあるんですね。これを自分の好きな方式にCDと「ミュージック」ライブラリで統一してやります。これじゃなかったらコンピレーション辺りの設定をチェック。

あと、CD-Rを取り込むときは当然エラー訂正をつけたほうがいいかと。まあ、iTunesのエラー訂正はそんなに強力じゃない代わりに時間を食う場合もありますが、気休めに。本当はちゃんとファイルを聞いて、音飛びとかないかチェックしたほうがいいですけどね。そういうのがあったらEACなんかで代わりに取り込んで、それをロスレス化する手段を取るといいかと。GracenoteのデータはPlayerと連動させことでファイルに反映できますが、wavにするときは基本的にヘッダ情報にそういうデータが埋め込めないので、CD-RWなんかに焼いて、iTunesで取り込み直すということをしてもいいかと。

トラブル事例はこんなぐらいですかね…まあ、わりとGracenoteはデータが変わっていたり自分の思うような形式になっていなかったりで、このとき手間を要しますね。他のCDDBよりははるかにマシだと思いますが。

2012/10/20

何故か英訳してしまった

 いのちのもえる 朝焼け雲に
The morning glow clouds with which a life burns.
 かざしているよ ぼくらが見えた
It has held up to, I was able to see us.

 手の中にある 記憶の砂は ざらざらしてる
The sand of the memory in my hand is rough.

 やさしい風も 闇をうつす
A gentle wind also projects darkness.
 さみしい鳥も ひかり見てる
The lonely bird is also looking at light.
 虹も追い越し 空のむこう
Beyond the sky which passed the rainbow,
 いのちのもえる 音をきいていた
The sound with which a life burns was heard.

 油のつぶが 水にはねてる
The grain of oil is jumping on water.
 ぼくらを照らす
It illuminates us.


 時計の音と 歩いていた
With the sound of a clock, I walked.
 体を飛んで ひかりだす
It is jumped on my body and begins to shine.
 流れる色に 身をまかせた
I gave myself up to the flowing color.
 虹の燃えている 音をきいていた
The sound with which the rainbow is burning was heard.

 ふりそそぐ 光りの音が
It pours, the sound of light.
 それだけで… ああそれだけで…
It Only. Oh it only.

 風が吹く
A wind blows.
 ほほえんでいる
It is smiling,
 つつまれるように
so that it may be wrapped.

 ふりそそいでる 光る音
Shining sound which is poured
 それでけで ああそれだけで
It Only. Oh it only.
 風が吹いて 君のそばに
If a wind blows, near you,
 運ばれたら もう はなさないように
be carried, it will not detach any longer.

「いつもの あつめた」
"Usual collected. "

 やさしい風も 闇をうつす
A gentle wind also projects darkness.
 さみしい鳥も ひかり見てる
The lonely bird is also looking at light.
 虹も追い越し 空のむこう
Beyond the sky which passed the rainbow,
 いのちのもえる 音をきいていた
The sound with which a life burns was heard.

Polarisのニューシングル「光る音」が良すぎる

「光る音」がいい、特に歌詞がいいと思うので歌詞を載せる。「ぼくのお葬式に流して欲しい曲」がまた増えたおぜ。著作権?知らんがな


いのちのもえる 朝焼け雲に
かざしているよ ぼくらが見えた

手の中にある 記憶の砂は
ざらざらしてる

やさしい風も 闇をうつす
さみしい鳥も ひかり見てる
虹も追い越し 空のむこう
いのちのもえる 音をきいていた

油のつぶが 水にはねてる
ぼくらを照らす

時計の音と 歩いていた
体を飛んで ひかりだす
流れる色に 身をまかせた
虹の燃えている 音をきいていた

ふりそそぐ 光りの音が
それだけで… ああそれだけで…

風が吹く
君の陰と
ほほえんでいる
つつまれるように

ふりそそいでる 光る音
それでけで ああそれだけで
風が吹いて 君のそばに
運ばれたら もう はなさないように

「いつもの あつめた」

やさしい風も 闇をうつす
さみしい鳥も ひかり見てる
虹も追い越し 空のむこう
いのちのもえる 音をきいていた

2012/09/19

HMVの宅配買取は超地雷

【HMV】中古5点以上でポイント5倍/10点以上でポイント10倍!
と言うことで、HMVが宅配買取を始めたので何時もの如く200枚ぐらい売り払ってみたのですが…もんのすごい地雷。200枚で12,000円。キャンペーンで1,000円プラスして13,000円というもんのスゴい値段付けてきました。今回は新品も混じっていたので、最低40,000円は行くだろうと踏んでいたのですが…。

ユニオンでもこんなことなかったですね。240枚送って100枚買い取れず、残りの140枚に2万という値段をつけてきたことはありますが。もうこのHMVの利点は査定が早い(1~2日ぐらい)ということしかありませんね。こっちも面倒で、査定価格を見ずに振り込む指定してしまったのが大失敗だった。こうなると相手は強気に出て、どんな酷い査定も平気で出せますもんね。

ネット買取はどこが一番マシかなぁ。バンダレコードかな?入金までに平気で2週間ぐらい掛かりますが(尤もユニオンもそれぐらい掛かりますが)、大量に売り捌くときはどんなゴミ盤でも20円とか付けてくれるのが大事なんで。ゴミ盤は全く値段が付かないユニオンよりはいい気がします。

と言うことで失敗したなぁ。まあ、早い査定と入金をウリにしていた時点で見抜けなきゃいけなかったですね…。がっかり。

2012/07/15

HMVオンラインの中古CDについて

お久しぶりです。HMVオンラインの中古CDを結構買ったので、それについて簡単に。

送られてくるCDの下手したら半分ぐらいが新古品です。要は売れ残り。HMVオンラインは実店舗とも在庫を共有していたので(今はいろいろ環境が変わったので実情はわかりませんが、昔は取り寄せなどすると明らかに実店舗に置かれていた品、万引き防止用のタグが付いているCDが送られてきたりしました)、全国の実店舗のエサ箱からも集められているのかもしれません。ただ、中古品取り扱いを始めたばかりなので、最初に在庫を増やすためそうしているだけなのかも。つまり今後はそういうコンディションの良い新古品は減っていく可能性もあります。

中古品もコンディションは概ねいいです。コンディションの書いてないネットの中古品なんて(例えば駿河屋など)は、特に安いものはレンタル落ちレベルを覚悟したほうがいいでしょう。そこまでコンディションの悪いものはありませんでした。ジュエルケースが傷まみれ、というのはありましたが。

気になったのはCCCDが1枚あったこと。CCCDをCD表示で売るのは詐欺に近いのでは…?しかし今時CCCDが読めるディスクドライブも多いので、個人的にはさしたる問題ではありませんでした。ただ、やっぱりCCCDは故意にエラー信号などを含んでいるので、音質低下が気になります。

ただ値段はベースが500円と高い。駿河屋やブックオフオンラインなどは数十円のものからあります(当然レンタル落ちを覚悟しないといけませんが…)。エサ箱常連のNOWだのWOWだのが1000円で売られていたりして苦笑してしまいました。

また中古品を買うとき当たり前ですが、ちゃんとどんなものかはDiscogsなんかで調べたほうがいいかと。ダンス系はリミックス盤やDJミックスもの、トリビュート物などのエサ箱常連が相当含まれてますし。

そんなところです。

2011/11/05

ポストダブステップ最右翼?"Brostep"について

@dubjapanesqueさんのツイッターでの発言より以下引用(前後の発言も参照)。

【参考】Brostepとは(http://www.urbandictionary.com/define.php?term=brostep) ※Dubstepから派生したサブジャンル。LFOスピードやミッドレンジを強調、ソウルを重視しない等、伝統的なダブステ信者からの批判めいた言葉が並ぶ。例:Rusko、6blooc、DoctorPの大口動画。

last.fmによれば中心的ミュージシャンはSkrillexなど。単純にUS産ダブステの変種かと思ったらそうではなく(例えば、Bangs & Worksのシカゴの連中。また機会があったら集中レビューでアメリカのダブステップを紹介してみたいと思います)、ダブステップの持つ分かりにくく曖昧な部分(実際、自分のツイッターのフォロワーさんにも「よく分からないうちにダブステップは終わってしまった」趣旨の発言がありました)をわかりやすく、商業化したものをBrostepと呼び、世界中に広まりを見せているとのこと。11/4夜の@dubjapanesqueさんの発言も参照。

ではなんと現時点で600円以下マルチバイありで買えるSkrillexの盤(EPにあたると思います)についてレビューしてみます。

Skrillex
Big Beat / Wea
発売日:2011-07-11

★★★★☆
ダブを廃したダブステップことBrostepの最右翼ミュージシャン、Skrillexの今のところ唯一のCD。オリジナル曲6曲、リミックス3曲で実際のところアルバムでなくEPといえるか。

リズムはJames Blakeの時に少し批判した1拍3拍の単純なものが基本だが、多少ブレイクコア的展開があったり、ワブルベースがアクセントになっていたり、4つ打ちになったりと多彩さが耳を惹く。従来のダブステップらしさといえばリズム面だけで、ワブルベースも使われているものの音域がミドルレンジの上にLFO(エフェクトの一種で単純に言えばビブラート?)が速く、ド派手なベースに聴こえ、最早ワブルベースの体裁をなしていない。

ド派手なベースとコロコロ変わる展開、そして綺麗めのシンセパッドとトランスとダブステップのクロスオーバーのようで、個人的には惹かれるものがある。しかしこの手のサウンドがダブステミュージシャンの批判の対象になっていると聞くと、複雑な思いもある。ダブステップを分かりやすく商業化したものがこれなのか。

件の動画


正直これがダブステップのグローバル化/商業化した姿なのかと言われるとよく分かりません。ただ、大衆受けのいいトランスとのクロスオーバーでダブ色を薄め、分かりやすくしたというのは理解できます。確かにダブ色の強いダブステップは魅力的だし、それが無くなったらダブステップじゃないという意見も出るでしょう。しかしコアなダブステップの衰退も正直否定しがたい。さすがにゼロ年代前半に出たサウンドだし、2003年~2005年頃はThe Bugなどラガ色・ダブ色の強いダブステップがコアなサウンドになっています。そして早くもポスト・ダブステップと呼ばれたBurialのファースト「Burial」が2006年。あと、個人的にコアなダブステップの躓きが、あんだけダブステップの新鋭として煽っておいて内容は…だったBengaのファースト「Diary of an Afro Woman」が2008年。そしてポスト・ダブステップとしてGlo-fi(グローファイ)などが取り沙汰されるも、ダブステップ+ダウンテンポ、アンビエントという方向性がダブステップ以上に分かりにくく、いまいち流行しなかった事実。それを考えると、この期に及んでもダブステップの新展開を見せてくれるBrostepには、一定の価値があるのではないかと思います。そもそも、テクノとのクロスオーバーが最近のダブステップ界全体の流れだけに、Brostepのサウンドはそれを極めた決定版のようにも聴こえます。

ただ気になるのは、例えばテクノからトランスが枝分かれしていく段階で色づけられた「商業主義」「女子供のダンスミュージック」というイメージ・レッテルが、見事このBrostepにも当てはまるんですね。コアなダブステップのロンドン生まれながらブリストル産と見間違う(と言うか結構最近までブリストルが発生地だと思ってた…確かに影響はあるでしょうが。実際にはロンドンのメアリー・アン・ホブスのラジオなんかが流行のきっかけみたいです)ばかりの煙たいダブ色や、近年のポスト・ダブステップの百花繚乱で示した雑食性。自分はミニマルダブから入ったので、ダブステップとそのダブ色にもまだまだ魅力を感じるだけに、ポスト・ダブステップとして今後のBrostepの動向が気になるところです。Skrillexも新譜を用意していることですし。

 ・参考
いまからでも遅くない! 知ったかぶりで済ませてる人のためのダブステップ/ポスト・ダブステップまとめ【前編】
いまからでも遅くない! 知ったかぶりで済ませてる人のためのダブステップ/ポスト・ダブステップまとめ【後編】

・おまけ
なんだこれ!(ドン引き)

2011/09/20

レコードクリーニング液の自作


上の湿式レコードクリーナーを買ったのですが、クリーニング液がめっぽう高いので、色々なブログや友達の情報を参考に自作してみました。材料はコンタクトレンズ洗浄用の精製水400ml、消毒用の無水エタノール100ml、写真のフィルム関係で使う界面活性剤ドライウェル約5滴です。界面活性剤ドライウェルはレコードの静電気を抑える効果があるので加えます。後は百均でストロー、色々な大きさの漏斗、ミネラルウォーターのペットボトル(の空き容器)を用意しました。




無水エタノールも精製水も薬局で売っていますが、前者はAmazonで買ったほうが安いかな。うちの近くの薬局だと1800円もしました。精製水は薬局で500ml入りが100円以下で買えますので調達してきましょう。ドライウェルはカメラ屋などにも売っているようですが、このリンクのヨドバシカメラが今送料無料で安く売っているのでお勧めです。一瓶買えばほぼ半永久的に使える量(200ml)が手に入りますし。

次にミネラルウォーターのペットボトルを混合容器に使います。(密封できる蓋が付いた綺麗な容器なら何でもOKです)。だいたい満杯がどれくらいか見て、中身を開け(口をつけて飲まないようにw、レコードクリーナー液として使わないようにw)はかりに乗せて、精製水を400gになるまで注ぎ、更に満杯になるまで無水エタノールを約100ml注ぎます。ドライウェルはストローを使って、ピペットのようにドライウェルの中に突っ込んで、ストローの端を押さえ、そのまま引き上げて先ほどのペットボトルの液の中にポタポタ垂らしていけばOK。それでペットボトルのふたを閉めて振ってよく混ぜれば出来上がり。少しエタノールと水を混合したことによる熱が発生しますが、たいしたことないので驚かないように。ただ、ペットボトルのふたを開けるときは吹き零れないように気をつけましょうって、多少こぼれてもいいのですが。

後はクリーニングブラシに垂らすのに都合のいい容器に、漏斗を使って移し変えればお終い。上のクリーナーについてきたクリーニング液の容器で十分ですが、精製水もコンタクトレンズ用だと容器の構造が少しずつ滴下できるようになっているので、開いた精製水の容器を使うのも手です。エタノールも水もドライウェルも、ネット上に載っている経験則による値で、ホント適当でいいので自分なりに加減してみるのもいいと思います。

今後はドライウェルの量を増やしてみたり(ほんの少しずつしか使わないので、もう少し…10滴ぐらいぶち込んでもOKだそうです)、無水エタノールの代わりに圧倒的に安い消毒用エタノールを使ってみたりしようかと思います。無水エタノールは酒税がかかるので高いのです。消毒用エタノールはエタノールの濃度が80%ぐらいで、イソプロパノールなどが混ざっているので酒税が掛からないから安い…筈です。また、最初から無水エタノールの代わりにイソプロパノールを使っている例もネット上では見かけますね。手に入るならそれでもいいと思います。要は皮脂を溶かし、レコードを溶かさず、乾燥が早くなる液体なら何でもいいので。

上にあるレコードクリーナーだと、ブラシの取っ手側から垂らすとブラシ部分のベルベットが適度な湿り気になる…とかいう使い方なんですけど、もう液が大量にあるしベルベットが湿るのに時間が掛かって面倒なので、ブラシ側に直接ぶっかけて使ってます。盤は最初びしょびしょになりますが、すぐに乾きますし。ただしこの方法だと一振りの滴下でレコード2枚ぐらいを拭くのが限界です。

ベルベットブラシの代わりに化学実験用の拭きとりクロス・ベンコット(やその類似品)を使う方法もありますが、ランニングコストがかかるので検討を要します。この場合、クリーニング液はスプレーボトルを使って吹き付けると拭き取りやすいそうです。


個人的には方向性ベルベットブラシで十分だと思いますね。早速作ったクリーニング液で拭き取ったレコードを聞いてみたところ、無音部分のプチノイズ(スクラッチノイズ)がかなり軽減され、ほとんど聞こえなくなりました。

あ、ベルベットブラシはちゃんと湿式用のを使ったほうが無難だと思います。乾式クリーニングブラシだとブラシにダメージが行く可能性がありますから。

(スペシャルサンクス:S.K.兄貴

2011/09/07

Scuba/Triangulationの輸入制限凄かったねー


Scuba/Triangulationの輸入制限凄かったねー(エア本さん風) 1年以上前の話だからアレだけど、Amazonには一切在庫なし、HMVも入手困難てどういうことなの…(申レN)人気あるって言ってもなぁ…あっという間に入手困難になった記憶がある。日本盤が手元に無いのでディストリビューターがどこかわからない…Beat RecordsのサイトにもP-Vineのサイトにも載ってないな。ともかく「帯・解説付き国内盤仕様」にするボッタクリディストリビューターからはなるべく買わないようにしないと、というわけにもなかなか行かないのが憎っくき輸入制限。LINUS RECORDSの中の人もツイッターでよく嘆いてます。どうにかならないものかね…。

そう言えばAmazonで妙に高くてマルチバイなしでポイントが5%付く新譜ってどういう扱いなんでしょう?(例えばこれ)これもボッタクリディストリビューターが咬んでるんだろうか?ちょっとこのへんのシステムは分からないです…高いと思ったらHMVなりTowerなりで価格比較して買いましょう(輸入盤があれば)。

あ、アルバム自体の内容はテクノ+ダブステップという感じで素晴らしいです。流石HOTFLUSHの首謀者で、多くの有望ダブステミュージシャンを輩出しているだけあります。

2011/09/06

Conrad SchnitzlerのCD-R


某ショップで(敢えて名前を秘す)CONさんのCD-Rが売っているわけですが、今回4枚組および10枚組のCD-Rがカタログに載りました。一枚2100円ベースという異常な高さに買うのを躊躇っていたわけですが、リリース元のGENERATOR SOUNDという所のメールオーダーカタログを見てみますと、前者が50ドル、後者が150ドル…1ドル=80円ぐらいで換算しても、海を渡る間にほぼ倍になってるわけですね…まあ後者は27セット限定ということから、まあプレミアも致し方なしという所なんですが、それでもボッタクリすぎじゃないかと。送料は2ドルだの4ドルだのだし。830枚のCD-Rシリーズも一枚2100円なのですが、これも直で買えば半額ぐらいなのでしょうか…?こっちは国際送金しなければならないなどいろいろ手間がかかりますので、少数ずつ買いたい自分はある程度仕方ないと諦めていますが、なんだかなぁ。

La Monte Young/The Well-Tuned Piano


ツイッターで拾ったのですが、La Monte Youngの高名なThe Well-Tuned Pianoがここで無料で視聴・DLできます。Discogsなどで無茶な値段で売られている代物です。

2011/09/03

James Blake

今日はレコードの針を変えたこと、Amazonで頼んだJames Blakeのアナログが大量に届いたことから、アナログを聴きまくってました。レビューは書こうか迷っているけど、書くほどの情報量がない…。

プレイヤーはAT-PL30というベルトローディングの聴ければいいという超安物…でも値段の割に音がいいと評判です。今でも後継機種が売ってますね。



針はカートリッジと一体型のこれ。



針を変えた効果は…分かるような分からないような^^;でもやっぱりヴァイナルは音質いいと思いますね。完全主観なんですが。

James Blakeはハイプだのポスト・ダブステップだのと喧々囂々ありますが、やっぱりサウンドとして魅力あるのは否定しがたい気分になってきました。もう散々言われてますが、ダブステップ+ブルー・アイド・ソウルという新ジャンルを開拓したのは間違いないかと。ただ、ポスト・ダブステップたるダブステップ+何かは既に様々登場しているんですね。メタル(のギター)+ダブステップのメタルステップ/メタルダブステップのこいつとか。



他にもノイズ+ダブステップのノイズステップ/ノイズダブステップとか。昔からDistanceみたいなエレクトロニカとのクロスオーバーもありました。



その他にはここが詳しいと思います。何がポストの主流になるかというより、ダブステップの意味の拡大が起こり、その流れがポスト・ダブステップと呼ばれているのではないかと。だからJames Blakeがポストダブステップの今後の流れを決定づけたかと言われると、うーん…という感じなんですね。James Blakeのアルバムはあくまでもポストダブステップの方向性の一つでしか無いと考えています。

特にポストダブステップと呼ばれているサウンドで気になっているのは、James Blakeのシングルレビューに書きましたが、リズム面での工夫をおろそかにしている盤が多いということですね。元々グライムや2ステップから魅力的でヒップなリズムパターンを引き継いでいるのに、例えば1拍目にキック、3拍目にスネアでBPMを100近くに落としてはいダブステップ(風)リズム、みたいな曲が結構多い。James Blakeは隙間の多い曲構造にすることで、ギリギリの所でその愚を回避している感があります。Gold Pandaとかは…です。確かにワブルベースは飽き飽きだし(ってどちらが先かはともかく、ワブルベース自体は2ステップでも使われますが)、形式だけをなぞったダブステップにならずまいとして色々リズムパターンを試すのは面白いと思うのですが、余りにも安直なのが多いんですね、ポストダブステップ勢には。

ちょっと取り留めなくなってしまいましたが、ダブステップ/ポストダブステップの今後に期待をしています。James Blakeの新譜が10月に早くも出ますがここも参照)、そこにシングル曲(CMYKとか)は収められるのかな?


2011/09/02

そっくりジャケ


Nutron/Spectra
J.D. Emmanuel/Winzards

いつ見ても似てるなぁと思う。