2012/11/09

HMVオンラインの在庫管理の屑っぷりを。

HMV ONLINE/エルパカBOOKS

輸入CD全品40%オフで安かったり(現実には3重4重価格表示なので、本当に40%オフではない)、アホみたいにポイントやクーポンを支給したりと、価格的には魅力的なHMVですが、当然ながらデメリットも大量にあります。

・サイトが重い。時々死ぬほど重くなる。自分がアカウント登録した時(相当前)からそうで、一応苦情を入れても当然の如く梨の礫。
・検索がうんこ。カンマ、ハイフン、アンド、クエスチョンマーク等の記号が入っているとまず検索できない。一番厄介なのが英文のタイトルにしばしば入っているアポストロフィで、検索してみないとどう扱われているか全く分からない始末。
・アーティスト名での検索にかなり癖がある。先頭のTheは基本的に省略。複数アーティストのコラボ作品とかだと、スラッシュ「/」でアーティスト名を区切る。最近なにか弄ったのか、アーティスト別の商品一覧画面では漏れる品がかなりある。
・システム全体がうんこだが、特に在庫管理システムは酷い(下記)。
カスタマーセンターに連絡するフォームが見つけにくい、カスタマーセンターの人間は明確に状況を説明しないと、結構頓珍漢な返答を返してくることがある。
・最近はクーポン券で還元する事が多くなり、複数枚使えなかったり、金額下限があったり、有効期限が異常に短かったり、かなりゴチャゴチャと自己中心的なルールが定められていることも。

なお、ショップが配るポイントやクーポンの類は、法的整備の遅れにより全く保護されておらず、基本的に金品とみなされ無い筈です。だからそれ回りのトラブルでいくら苦情を言っても、最終的にはショップの意向で全て決まります。警察に連絡しても恐らく無駄、刑事事件として捜査の俎上にすら乗せられないと思いますし、弁護士に相談して民事裁判を起こしても微妙なところです。てか、ちゃんと法的整備をしようとしたら、楽天みたいな今や財界でも幅を利かす、人類の戦犯みたいな連中が困るので、絶対に横槍を入れると思います。楽天で1000ポイントだの5000ポイントだの抽選で配ってます。あれがちゃんとそれなりに当たるのが意外ですが(ネット上の抽選なんて正当に行われている担保が全く無い)、一週間とか異常に有効期限が短いことがしばしばのようです。

で、HMVは在庫管理システムが超糞なため、発送されるまでに以下の関門を通る必要があります。

0)検索後の一覧で在庫ありになっていても、商品個別のページでは在庫がないことがある(←これは苦情が殺到したのか、そもそも検索一覧で在庫状況が表示されなくなるという後ろ向きの解決をしました)。
1)サイト上で在庫ありと表示されていても、カートに入れると在庫がないことがある。
2)カートの中で在庫があっても、いざ注文確定をする際によく見ると、在庫なしになっていることがある。
3)在庫ありと確認して注文しても、いざ注文してその後に注文履歴を見ると、入荷していないことがある。
4)注文履歴で一旦入荷していても、出荷するまでに在庫あり・なしの状態を行き来することがある(どういうこと?)。
5)商品が全て揃って出荷段階に入っても、3、4日塩漬けされるのがお約束。たとえ後払いにして素早く入金しても無駄。

カスタマーセンターに連絡してもアホ揃いなのか故意に誤魔化しているのか、全く無意味に終わります。

とまあシステムを作った人間を蹴飛ばしてやりたいぐらい、うんこでデメリットが多いんですが、国内ではかなり安いほうなので使っちゃうんですよね…。あとアーティスト別の新作メール通知がかなり便利。

2012/10/24

iTunesでファイルのApple Lossless化

別に大したことではないんですが。HDDの大容量化で(タイの洪水で水を差されましたが)遂に我が家でも3TBのHDDを2台導入、手動ミラーリングでバックアップもちゃんと取れるということで、まあだいぶ前から新たにインポートするファイルはアップルロスレス化してるんですが、売り払うCDなんかをCD-Rに焼く代わりに(一応名目上は)ロスがないとされているロスレス化+バックアップを取ることにしました。

CD-Rを焼くのはホントいろいろ手間が掛かるし、管理もめんどくさいし、金銭もCD-Rやウォレット代でかかるし、正直時間が経つとエラー出まくったりしがちなので、ロスレス化はバックアップさえ取れてれば悪くないんじゃないかと。

で、すでにCD-Rになってる奴もロスレスで再び取り込んでみたり。ちょっと全部ロスレスにしたら容量をどれくらい食うかわかりませんけど、だいたいうちで平均的なエンコード方式のAAC256kbpsからロスレスにすると、100MBぐらい増えます。意外に少ないと感じたんですけど、どうでしょうか?CD/CD-Rは一枚で最大640/700MBですが、ロスレスは1/3ぐらいになりますかね。200MB前後です。ロスレスはいじれるパラメーターが無いので、誰がやってもこれぐらいになるかと。

新しいCDをインポートするときは、勿論何も考える必要はないのですが、再インポートするときはちょっとだけテクニックが要ります(大したことじゃありません)。と言うのも、例えば取り込む時にGracenoteのCDDBのデータを弄ったり、或いはGracenote自体の登録内容がよく変更されているんですね。まあ、以前にジャンルが一新された時もありましたけど、実はジャンルの変更だけだったら別に何も考えなくていいんですが、曲名やアーティスト名、アルバム名が微妙に変わっていたりするんです。

これだと問題なんですね。曲が重複したり、以前のデータベース(再生回数とか、取り込み日とか)が上手く引き継げなかったり。まあ一曲重複するぐらいなら、手動で古いファイルを削除するとiTunesの方が曲ファイルを見失い、プロパティを開くと曲ファイルを聞いてくるので、新しい方のファイルを指定すればいいんですが。アルバムタイトルやアーティスト名が変わってたりすると、一曲一曲ファイルを指定してやらなくてはいけないので、かなり手間です。

で、それを防ぐために以下の手順を踏みます。

CD/CD-Rをドライブに挿入
→自動的にGracenoteのデータが読み込まれ、CD/CD-Rのトラックリストが表示される
→1曲選択し、Ctrlを押しながら名前の右の(▼)をクリック
→「iTunesライブラリで表示」メニューから(一般的には)アルバム名(3番目)を選択
→「ミュージック」ライブラリ内の当該アルバムのみが表示されるので全選択
→メニューの詳細から「トラック名を取得」をクリック
→既存のライブラリが最新のGracenoteの情報に更新される
→CD/CD-Rの表示に切り替え、一応インポート設定を確認、「CDをインポート」をクリック
→警告が表示されるので、「既存のものと置き換え」を選ぶ(これでないとファイルが上書きされません)
→インポートが開始される
→インポートが終了したら「ミュージック」ライブラリの曲のプロパティで、ロスレスになっていることを確認

これでOKです。

ただ、多少ながら問題が。Gracenoteのデータそのままが嫌だって人もいると思います。そういう人は、最初にCDを取り込む時にトラックリストを変更して、インポートしてるのではないでしょうか。この時に、自分のオリジナルデータをGracenoteに送信しておくと、iTunesに記録されますので、再び同じCDをドライブにセットした時、基本的には同じデータが表示されるはずです。ただし上手くいかないこともしばしば…この時はCD/CD-Rをドライブにセットするたび、いちいち手で修正せねばなりません。

あと、Gracenoteが複数のCDデータを提示してきた時。アルバムやアーティスト名が一緒なら、本当は基本的に提示された中で一番下のデータを選ぶことが望ましいんですけど(大抵一番下が新しく送信されたデータなので)、上の方法だと既存のデータには、一番上の古いデータしか反映できないみたいです。この辺は研究中…。

あとはGracenoteの情報でアルバム名やアーティスト名、曲名が変わっていた時ですね。自分はBunBackupをバックアップに使っているんですが、新しいデータをそのまま反映させるなら、バックアップを取る時ファイルが重複してしまう。この時は古いファイルをバックアップを取る側から削除する必要があります。あとあれですね、古いファイルがAAC(拡張子.m4a)じゃない時も重複してしまいます。これも同じくバックアップ側のファイルを削除します。

他には上の手段でインポートする時に警告が表示されない(下から3つ目の手順の所で)。この時はインポートを速やかに止め(進行を表示しているゲージの右の(×)をクリック)、曲情報の「ディスク番号」をチェック。これが違っていると、iTunesが取り込むファイル名が違ってくるケースがあるんですね。これを自分の好きな方式にCDと「ミュージック」ライブラリで統一してやります。これじゃなかったらコンピレーション辺りの設定をチェック。

あと、CD-Rを取り込むときは当然エラー訂正をつけたほうがいいかと。まあ、iTunesのエラー訂正はそんなに強力じゃない代わりに時間を食う場合もありますが、気休めに。本当はちゃんとファイルを聞いて、音飛びとかないかチェックしたほうがいいですけどね。そういうのがあったらEACなんかで代わりに取り込んで、それをロスレス化する手段を取るといいかと。GracenoteのデータはPlayerと連動させことでファイルに反映できますが、wavにするときは基本的にヘッダ情報にそういうデータが埋め込めないので、CD-RWなんかに焼いて、iTunesで取り込み直すということをしてもいいかと。

トラブル事例はこんなぐらいですかね…まあ、わりとGracenoteはデータが変わっていたり自分の思うような形式になっていなかったりで、このとき手間を要しますね。他のCDDBよりははるかにマシだと思いますが。

2012/10/20

何故か英訳してしまった

 いのちのもえる 朝焼け雲に
The morning glow clouds with which a life burns.
 かざしているよ ぼくらが見えた
It has held up to, I was able to see us.

 手の中にある 記憶の砂は ざらざらしてる
The sand of the memory in my hand is rough.

 やさしい風も 闇をうつす
A gentle wind also projects darkness.
 さみしい鳥も ひかり見てる
The lonely bird is also looking at light.
 虹も追い越し 空のむこう
Beyond the sky which passed the rainbow,
 いのちのもえる 音をきいていた
The sound with which a life burns was heard.

 油のつぶが 水にはねてる
The grain of oil is jumping on water.
 ぼくらを照らす
It illuminates us.


 時計の音と 歩いていた
With the sound of a clock, I walked.
 体を飛んで ひかりだす
It is jumped on my body and begins to shine.
 流れる色に 身をまかせた
I gave myself up to the flowing color.
 虹の燃えている 音をきいていた
The sound with which the rainbow is burning was heard.

 ふりそそぐ 光りの音が
It pours, the sound of light.
 それだけで… ああそれだけで…
It Only. Oh it only.

 風が吹く
A wind blows.
 ほほえんでいる
It is smiling,
 つつまれるように
so that it may be wrapped.

 ふりそそいでる 光る音
Shining sound which is poured
 それでけで ああそれだけで
It Only. Oh it only.
 風が吹いて 君のそばに
If a wind blows, near you,
 運ばれたら もう はなさないように
be carried, it will not detach any longer.

「いつもの あつめた」
"Usual collected. "

 やさしい風も 闇をうつす
A gentle wind also projects darkness.
 さみしい鳥も ひかり見てる
The lonely bird is also looking at light.
 虹も追い越し 空のむこう
Beyond the sky which passed the rainbow,
 いのちのもえる 音をきいていた
The sound with which a life burns was heard.

Polarisのニューシングル「光る音」が良すぎる

「光る音」がいい、特に歌詞がいいと思うので歌詞を載せる。「ぼくのお葬式に流して欲しい曲」がまた増えたおぜ。著作権?知らんがな


いのちのもえる 朝焼け雲に
かざしているよ ぼくらが見えた

手の中にある 記憶の砂は
ざらざらしてる

やさしい風も 闇をうつす
さみしい鳥も ひかり見てる
虹も追い越し 空のむこう
いのちのもえる 音をきいていた

油のつぶが 水にはねてる
ぼくらを照らす

時計の音と 歩いていた
体を飛んで ひかりだす
流れる色に 身をまかせた
虹の燃えている 音をきいていた

ふりそそぐ 光りの音が
それだけで… ああそれだけで…

風が吹く
君の陰と
ほほえんでいる
つつまれるように

ふりそそいでる 光る音
それでけで ああそれだけで
風が吹いて 君のそばに
運ばれたら もう はなさないように

「いつもの あつめた」

やさしい風も 闇をうつす
さみしい鳥も ひかり見てる
虹も追い越し 空のむこう
いのちのもえる 音をきいていた

2012/09/19

HMVの宅配買取は超地雷

【HMV】中古5点以上でポイント5倍/10点以上でポイント10倍!
と言うことで、HMVが宅配買取を始めたので何時もの如く200枚ぐらい売り払ってみたのですが…もんのすごい地雷。200枚で12,000円。キャンペーンで1,000円プラスして13,000円というもんのスゴい値段付けてきました。今回は新品も混じっていたので、最低40,000円は行くだろうと踏んでいたのですが…。

ユニオンでもこんなことなかったですね。240枚送って100枚買い取れず、残りの140枚に2万という値段をつけてきたことはありますが。もうこのHMVの利点は査定が早い(1~2日ぐらい)ということしかありませんね。こっちも面倒で、査定価格を見ずに振り込む指定してしまったのが大失敗だった。こうなると相手は強気に出て、どんな酷い査定も平気で出せますもんね。

ネット買取はどこが一番マシかなぁ。バンダレコードかな?入金までに平気で2週間ぐらい掛かりますが(尤もユニオンもそれぐらい掛かりますが)、大量に売り捌くときはどんなゴミ盤でも20円とか付けてくれるのが大事なんで。ゴミ盤は全く値段が付かないユニオンよりはいい気がします。

と言うことで失敗したなぁ。まあ、早い査定と入金をウリにしていた時点で見抜けなきゃいけなかったですね…。がっかり。

2012/07/15

HMVオンラインの中古CDについて

お久しぶりです。HMVオンラインの中古CDを結構買ったので、それについて簡単に。

送られてくるCDの下手したら半分ぐらいが新古品です。要は売れ残り。HMVオンラインは実店舗とも在庫を共有していたので(今はいろいろ環境が変わったので実情はわかりませんが、昔は取り寄せなどすると明らかに実店舗に置かれていた品、万引き防止用のタグが付いているCDが送られてきたりしました)、全国の実店舗のエサ箱からも集められているのかもしれません。ただ、中古品取り扱いを始めたばかりなので、最初に在庫を増やすためそうしているだけなのかも。つまり今後はそういうコンディションの良い新古品は減っていく可能性もあります。

中古品もコンディションは概ねいいです。コンディションの書いてないネットの中古品なんて(例えば駿河屋など)は、特に安いものはレンタル落ちレベルを覚悟したほうがいいでしょう。そこまでコンディションの悪いものはありませんでした。ジュエルケースが傷まみれ、というのはありましたが。

気になったのはCCCDが1枚あったこと。CCCDをCD表示で売るのは詐欺に近いのでは…?しかし今時CCCDが読めるディスクドライブも多いので、個人的にはさしたる問題ではありませんでした。ただ、やっぱりCCCDは故意にエラー信号などを含んでいるので、音質低下が気になります。

ただ値段はベースが500円と高い。駿河屋やブックオフオンラインなどは数十円のものからあります(当然レンタル落ちを覚悟しないといけませんが…)。エサ箱常連のNOWだのWOWだのが1000円で売られていたりして苦笑してしまいました。

また中古品を買うとき当たり前ですが、ちゃんとどんなものかはDiscogsなんかで調べたほうがいいかと。ダンス系はリミックス盤やDJミックスもの、トリビュート物などのエサ箱常連が相当含まれてますし。

そんなところです。