プレイヤーにはiTunesをもっぱら使っているのですが、iTunesというやつが重くて気まぐれにジャケットアートやファイルをぶっ壊す困ったやつなのですが、昔の楽曲を主に低ビットレートのAACで持っているのと、再生回数を保持したいのでなかなか他のプレイヤーがいいと聞いても移行できません(Winampには割合移行しやすいのですが、再生回数が引き継げなかった…)。それはともかく、メインのHDDが容量限界に近くなってきたので、iTunesの楽曲データを移すために3TBの内蔵HDDを買いました。
ということで、SATAってなにそれ美味しいの?というぐらいの、ふるーい(10年前ぐらい)の自作PC知識を使って、どうにか3TBのHDDを増設しました。ネジは昔持ってたネジセットがあったし、HDDの増設方法はPCのマニュアルに懇切丁寧に書いてあったので、ハード的にはあっさり設置できました。埃まるけのPCケース内も掃除しました。ただ、Windowsには2.2TBの壁というやつがあって、色々用心していたのですが…やっぱり700GBと幾らぐらいしか認識しない。しかしググったりして調べたら、SATAのデータ転送を管理・高速化?しているインテルのラピッド・ストレージ・テクノロジーのソフトウェアを最新版にすればいいだけだった…。
と言うことで3TBの認識にはあっさり成功。ライブラリの移行にはiTunes Mediaフォルダの移行→「ライブラリを整理(統合)」と思い込んでいたのですが(以下参照)…。
http://support.apple.com/kb/ht1364?viewlocale=ja_JP
「ライブラリを整理」をしようとすると、
上記の容量が足りないとのエラーが…。メインのHDDは1.5TB、新しく増設したHDDは3TBなので容量が足りないはずありません。実際にiTunes Mediaフォルダも1TB強。その後、色々試して見ました。(iTunes Mediaフォルダでなく)iTunesフォルダを移行させたりして。んで、ホトホト困ってAppleの公式フォーラムで相談したりしたんです。で、更に自分でググってみて、ここを参考に、「iTunes Library.itl」ファイル(バイナリのライブラリファイル)を破棄して、「iTunes Music Library.xml」(xml=テキストベースのライブラリファイル)を書き換えて、.itlファイルを再構成することを思い付いたんです。でも、xmlファイルが260MB位と巨大で、開くことすら儘ならない。再びググりまして、「鈴川エディタ」という巨大テキストファイルをいじるためのエディタをDLしてきました。これを使って、増設したHDDはドライブレターをK:にしたので、xmlファイルの「/c:/」を「/k:/」に置換、そしてK:ドライブをC:ドライブと同様のファイル/フォルダ構造にして、itlファイルを再構成する。一応うまく行ったんです。でも、一部のファイルの取りこぼし(具体的にどれぐらいあるか不明)と、追加日の変更が発生してしまい、もうこれは仕方ないかなぁと思っていたんですが…。
が、最初気づかなかったんですがAppleの公式フォーラム教えていただいたURLに驚愕の事実が…。
https://discussionsjapan.apple.com/docs/DOC-1024
3-2.iTunesフォルダーまるごと移動させる方法
iTunesフォルダを丸ごと移動し、Macなら"option"キー、Winなら"shift"キーを押しながらiTunesを起動してライブラリ選択画面を出し、移動したiTunesフォルダ(の中のiTunes Libraryファイル)を指定します。(デフォルトライブラリの切り換え。)この方法では楽曲等の実体ファイルもライブラリ管理ファイルも移動したiTunesフォルダにある、つまり、iTunesフォルダの中にライブラリ関連のファイルが全て入っている状態を保つことができます。
えっ!?
正直iTunesフォルダはどっちのドライブにおいても良かったんです。だから上記試行錯誤の中で増設したドライブの中に移していたのですが…。コピーするだけでOK?C:ドライブのファイルにヒモ付きされたインデックスはC:ドライブのままじゃないの?と疑心暗鬼のまま、iTunesフォルダの中をすべて増設したHDDの中にコピーして、ライブラリファイルの切り替えをするためにShiftを押しながら起動して、K:ドライブの中のitlファイルを指定したら…。インデックスがすべてK:ドライブにヒモ付きされてる!しかも処理時間ほぼ0秒!(勿論ファイルのコピーには7時間ぐらい?かかりましたが)えー今までの苦労はなんだったのorz
ってぐらいに簡単に出来ましたとさ。おしまい。
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